やっぱりバイクはミッションですよ YZF-R25で痛感しました

R25 01 - やっぱりバイクはミッションですよ YZF-R25で痛感しました

痛(痛い思いをして)感(初めて感じる事)への序章

私の愛車はヤマハのYZF-R25という、バイク乗りならよく知られている車種です。

16歳で初めてバイクに乗った時、今では乗る事にも恐怖を覚えそうなぐらいの車体の強度やタイヤの性能で、何も気にせずガリガリとステップを擦り、火花を散らして走り回っていた勇気が無い年齢になってくると、このR25に乗り出してから改めてバイクの乗り方について考えさせられます。

スズキGS400が最初のバイクでしたが、取り回しの重さや2ストロークの吹け上がりに憧れ、簡単にウィリーができるという事で1年ほどでハスラー250に乗り換えました。当時、超人気だったホンダCB400FOUR・フォーワンには目もくれず、正道よりなぜかマニアックな線を行く癖は今も変わりません。

仮面ライダーのサイクロン号にも使われていたハスラー。いいバイクだったな〜。

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で、お決まりのように車の免許を取るとしばらく乗らない時期が過ぎて行き、バイクとの付き合いも疎遠となって、乗るとしても買い物にちょろっと原チャリぐらいの程度。

そんな時にスズキジェンマというビックスクーターを見かけ、「おお、なんじゃこの宇宙的な車体は」と感動して再び乗り出したのです。

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単気筒250ccでこの車体重量。これで十分に走れるのかと疑問でしたが、そこはメーカーも考えています。街中では十分な加速だし、グリップをひねるだけでオーバー100kmの世界へ簡単にいけるのです。

こういったビッグスクーターという乗り物は、便利だし、走るし、荷物も入るし、通勤快速にはもってこいなのですが、実はとても危険な乗り物だと、ジェンマで自損事故を起こして痛感したのです。

フロントブレーキロックで自損事故 これぞ痛感

私がコケたのはフロントブレーキをロックさせてしまったのが原因です。15kmほどのスピードでパニック事態が発生し右手でギュッと握ったが最後、ロックして転倒。鎖骨を骨折しました。ビッグスクーターで病院行きする典型的なパターンです。

その後、我が家ではバイク禁止令が出て1年ほど乗る事はなかったのですが、バイクにもABSが装着されるようにもなってきて、だったら大丈夫なんじゃないの? なんて意味不明な言い訳で禁止令を解除してもらい、懲りずにスカイウェイブ400リミッテッドに乗り出しました。

ABS付いてたら大丈夫やろと思いながら乗っていましたが、やはりビッグスクーターというのは重い。取り回しに苦労するのです。カタログ値で乾燥重量227kgとありましたが、実感する重さは300kgにも思えるほど。ジェンマでも210kgありましたがその差以上に重いバイクです。

250でも400でも、こういったビッグスクーター(特にスクーターというジャンル)という乗り物は簡単な操作で運転でき、一般道でも高速道路でも世間と同じスピードで巡航できる乗り物でありながら、止まる事に関してはブレーキしかない。

という事は、通常のバイク以上にシビアでデリケートな操作が必要なのですが、見た目が簡単だから運転もラフになってしまうし、油断しやすい乗り物なのです。

極端に言えば右手一本で乗れるので、片手でスマホなんてのもやってしまう。スマホでなくてもタバコや飲み物もOK。とにかく両手でしっかりと握って運転しなくても動くのが危ない。

だから、スマホ操作しながら運転しているスクーターの方を見かける度に「危ないで、転倒するで、骨折れるでぇ〜」と心の中で叫ぶのですが、なんせ自分もやってますから人のことは言えない。なんとかご無事を祈るしかできません。

あの日以来、基本に戻って普段からの乗り方に注意してます

実は、スカイウェイブを購入する時にネイキッドに乗ろうかと思ってはいたのです。ビッグスクーターの危険性は痛感してましたから、やはりエンジンブレーキが使える方がいいと思いますし、ミッションバイクならシフトダウンと最後のチョン掛けブレーキで止まる事もできますし。

でも、荷物が… なんて、背負えばいいんですけど、スクーターの収納ってヤツは悪魔です。一度、経験するとあの便利さが忘れられない。で、当時、スクーターでABSが付いている車種となるとこれしか選択肢がなかったのです。

で、2度目の車検を前に価値のあるうちに売って、それを元にミッションバイクにしようと、今のR25がやってきた訳です。

久しぶりのミッションバイク。やはりバイクという乗り物はガチャガチャ操作しながら運転しないとダメですね。跨っている間は五感をフルに使って乗る。雨が降るとカッパしか対処方法はない。コケたら怪我もそうだけど、パーツ破損によるダメージも大きい。

そんな面倒臭い乗り物ですが、だからこそ安全に乗る方法もあるんだと再認識しました。そして、これが来てから、フロントアップ以外いじる事に楽しさを覚えましたし、電装加工なんて電気屋かとツッコミが入るほどDIYしてます。

で、肝心の運転はスクーターに乗っていた時と違い、街中ではスピードを出せなくなりました。反対にワイディングロードではイキイキと走ってしまいます。ただし、晴れの日限定ですが…

あと、転倒痛感の私は、特にブレーキの使い方を意識して乗っています。と言うのも、誰しもがパニックブレーキになると右手フロントを強く握れないものですし、無意識に足で踏むリアブレーキが強くなります。するとリアロックを招きますし、常に真っ直ぐ走っていないバイクのバランスによって転倒するのがオチです。

手より足の方が力が強いのは当然なのですが、足は不器用です。そんな足に仕事させない為に、フロントブレーキのみを意識してシフトダウンを併せて減速する癖を付けるようにしています。

そうする事によって、パニック時に万一、リアブレーキを踏んだとしても冷静にコントロールできる可能性が高くなると考えています。

そういう乗り方で言えば、250ccクラスのフロント片押し式ブレーキキャリパーって制動力に難ありですね。400ccぐらいになるとダブルディスクもありますが、このあたりはコストで適当に装着されますからね。

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スカイウェイブ400はダブルディスクでした。そりゃ、あの重たい車両をエンジンブレーキなしで止めようと思えば、そこそこいいブレーキつけないと事故だらけになりますもんね。

車格によって、コストによって、安全性に差をつけるのはどうかと思いますよ。どんなバイクでも40kmとか60kmから止まるのは同じです。早く、安全に止まれるブレーキを、コストなんか関係なく装着して欲しいですね、メーカーさん。

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